「拘束時間は長くてもいいから、体力的にラクなバイトがしたい」
「とはいえ脱毛やAGAはなかなか案件が見つからない」
そういった方には、少しニッチではありますがSAS(睡眠時無呼吸症候群)のレーザー治療の問診バイトがおすすめです。
結論から言うと、医師バイトの中でもかなりオイシイ案件でした。ざっくり言うとこんな感じ。
| 勤務形態 | 単発スポット |
|---|---|
| 拘束時間 | 9時間(うち休憩1時間) |
| 日給 | |
| 担当患者数 | 4〜5人(初診のみ) |
| 1人あたりの所要時間 | 10分弱 |
| 実労働時間 | 合計1時間弱 |
※しーばんが実際に勤務した1件の条件です。案件により条件は異なります。
本記事では実際に入った立場から、『SASレーザー治療の問診バイトの仕事内容や給与相場、メリット、注意点』を解説します。
その後も何回もSASの問診に入ってる、ぼくが実体験をもとに解説するよ!
SAS(睡眠時無呼吸症候群)レーザー治療の問診バイトとは?

SASレーザー治療の問診バイト概要
SAS(睡眠時無呼吸症候群)のレーザー治療を希望する患者の初診対応を行うアルバイトのことです。
ご存じSASは睡眠中に10秒以上の呼吸停止が繰り返し起こる病気です。本人は気づきにくく、家族やパートナーの指摘で受診に至るケースが多いのが特徴です。
治療の第一選択はCPAP(持続陽圧呼吸療法)。

ただし「マスクが合わない」「毎晩の装着が続かない」といった理由で継続が難しい患者さんは一定数います。
その受け皿としてレーザー治療を行うクリニックがあるってわけだ
問診だけであればSASに関する専門知識がなくても可能です。
30分ほどで終わる事前研修やマニュアルが用意されているので、医師免許さえ持っていれば比較的始めやすいバイトの一つと言えます。
「切るレーザー」と「切らないレーザー」治療がある

SASのレーザー治療は大きく2種類に分かれます。
自由診療クリニックの問診バイトでは、前者の切らないレーザー治療を扱っているケースが多いと思われます。
本記事では「切らないレーザー」治療の業務内容について解説を進めていきます。
SASレーザー治療の問診の仕事内容

次にSASレーザー治療の問診の仕事内容について解説していきます。
初診時の流れ
基本的には初診の患者さんのみが対象となります。
とはいえバイト医師が最初から全ての説明をすることはありません。初診時の対応を患者サイドから見ると下記のような流れとなります。
一人あたり5~10分程度で終わります。
この中で医師が担当するのは赤字で記載したSTEP3の説明および同意です。
実際には、初診後にすぐにレーザー照射は行わずに次回予約だけというパターンもあります。再診だとSTEP4・5だけなので問診医が対応する必要はありません。
初診患者はクリニックの規模や勤務に入る曜日にもよりますが、一人の医師が担当するのは4〜5人/日程度のことが多いです。
移動の指示や次の患者さんの案内は、カウンセラーと看護師さんが誘導してくれるので、こちらは呼ばれたら診察室に入るだけ。
院内のオペレーションは確立されている印象だったよ!
医師による問診
まずは既往歴/C-PAPの使用歴/薬歴/アレルギー歴を確認します。といっても問診票に記載があるため、改めて口頭で簡単に伺うだけという形になります。
他の美容系問診バイトと異なり、いびき症状の詳細(音量・頻度、無呼吸の有無など)、SASの重症化因子である飲酒歴/喫煙歴はしっかり目に聴取が必要です。
禁忌・要注意の基準はクリニックのマニュアルで定められています。
基本的には、光過敏症や光アレルギーのある方、てんかんの既往がある方は治療を避けるべきです。
また未治療の高血圧、抗血小板薬/抗凝固薬内服による出血傾向、口腔内の感染などは施術不可とするケースもあります。施設ごとに基準が異なるため、必ず勤務先のマニュアルに従ってください。
口腔内診察
問診を終えたら舌圧子とペンライトを使って口腔内を診察し、Mallampati分類の基づいて評価を行います。

| クラスⅠ | 軟口蓋、口蓋垂、口峡が見える 咽頭腔は広く保たれている |
|---|---|
| クラスⅡ | 軟口蓋、口蓋垂の大部分、口峡が見える |
| クラスⅢ | 軟口蓋、口蓋垂の基部のみが見える 咽頭腔が狭く、上気道閉塞のリスクが高まる |
| クラスⅣ | 硬口蓋のみが見える 咽頭腔が著しく狭い |
クリニックにはマニュアルと問診の流れを解説した動画ファイルが用意されており、私は当日診察までの間にそれを見て予習しました。
裏を返せば、経験がなくてもその場でキャッチアップできる程度に業務が標準化されている、ということです。
カルテは電子カルテで、既存のテンプレートに沿って所見を入力する形式でした。
記載項目は決まってるから必要事項をしっかり埋めていこう
適応判断
診察を終えたらマニュアルに従って適応判断を行い、適応であれば必要なレーザー照射回数を決定します。
重要なのが迷ったら自分で結論を出さないことです。
私が判断に迷ったケースでは、カウンセラー経由でクリニック本部の医師に確認を取ってもらい適応・非適応の判断を仰ぎました。
美容系バイト全般に言えることですが、スポットで入る立場では、この「上に確認するルート」を最初にチェックしておくと安心です。
料金や治療スケジュールの説明はカウンセラーが対応してくれるぞ
SASレーザー治療の問診バイトの給与相場

SASレーザー治療の問診バイトを行う場合は下記のような条件での募集が多いかと思います。
- 時間:午前10時〜午後7時(1時間昼休憩)
- 実労働時間:1時間程度
- 給与:8万円
- 経験:不問
時給換算で1万円は一般的な美容バイトの相場だね
私が普段から入っているクリニックはインセンティブはありませんでしたが、案件によっては成約に応じてインセンティブがつく場合もあるかもしれません。
SASレーザー治療の問診バイトの注意点

事前に知っておいた方がいい注意点もあります。実際に入ってみて感じた点を3つ挙げます。
案件数が多いわけではない
医療脱毛やAGAの問診バイトと比べると、SASのレーザー治療を扱うクリニック自体がそれほど多くありません。当然、募集される案件数も限られます。
また、こうしたクリニックは都市部に集中する傾向があるため、地域によってはそもそも求人が見つからないこともあります。
「やってみたい」と思ってすぐに入れる類のバイトではないので、医師バイトサイトに条件を登録して気長に待つ姿勢が必要です。
詳細な説明を求められることがある
患者さんの中にはC-PAPの使用歴があり長年SASに悩んでいる方もいます。
専門治療を受けた経験が豊富で疾患へのリテラシーが高く、「CPAPと比べて効果はどうなんですか」といった、踏み込んだ質問がたまに出てきます。
私は返答に窮したことはありませんが、答えられずに黙ってしまうと患者さんの信頼を損ないます。
対策はシンプルで「あくまでいびきの改善が主目的であること」「効果には個人差があること」を自分の言葉で説明できる状態にしておけば、まず困ることはありません。
他の美容系治療を並行して行っている場合がある
中にはSASのレーザー治療以外にも医療脱毛やAGAなど、他の自由診療と並行して展開しているクリニックも存在します。
担当範囲が広がれば、その分だけ確認すべき説明内容も増え、事前の準備も変わってきます。
そこまで難しくはないから他の記事も参考にしてみてね!!
この点は求人票だけでは判然としないことが多いので、医師バイトのエージェント経由で聞いてもらうのが確実です。
SASレーザー治療の問診バイトのメリット

他の美容バイトと比較して倍率が低い
SASレーザー治療の問診バイトは、他の美容系バイトと比べて倍率が低いのが最大のメリットです。
最近は脱毛やAGAの問診バイトは人気が高く応募者も多いため、未経験ではなかなか採用されにくい傾向があります。
わざわざ地方のクリニックに出向いて何回か経験を積むなんてこともザラだよな
しかしSASレーザー治療は比較的ニッチな分野のため競争が激しくありません。
低倍率かつオイシイ案件を探している方にはうってつけのバイトだと思います。
実労働時間が少なく空き時間が多い
SASレーザー治療の問診バイトは、実労働時間が少なく空き時間が多いのも大きなメリットです。
他の美容系バイトと比べて患者数が少ないので、より待機時間が発生しやすい印象があります。
- 学会発表や論文作成の準備
- 副業
- ネットフリックスでアニメやドラマ鑑賞
- 漫画、スマホゲームなどの娯楽
勤務時間にもかかわらず、こうした自由な過ごし方ができるのは魅力的ですね。
ぼくはブログやnoteの執筆、YouTube視聴、ぼーっとする時間に充ててたよ
SASにおけるガイドライン上の位置づけを理解しておく

バイトとして入るとしても、医師として押さえておくべき点があります。
SAS治療においてCPAPはガイドライン上も有効性が確立されていますが、レーザー治療はそれに代わる治療として位置づけられているわけではありません。
いびきの音は小さくなっても、無呼吸そのものを治す標準治療として推奨されているわけではない。このことは覚えておきましょう。
繰り返しになりますが「いびきの改善が主な目的であること」「効果には個人差があること」を率直に伝えることが重要です。
患者さんに過大な期待を抱かせないような説明を心掛けような
SASレーザー治療の問診バイトの探し方

最後に求人の探し方です。
この手の自由診療クリニックのスポット案件は、一般に公開されていない非公開求人として扱われていることが多く、自力で探すのは現実的ではありません。
医師バイトサイトに希望条件(エリア・曜日・日給)を登録しておき、条件に合う案件が出たときに紹介してもらう形が最も効率的です。
実際に私も、条件を登録していたことでこの案件に出会えました。
初回勤務以降はLINEでやり取りしてるけどね!
なお、スポットバイトは複数のサービスに登録しておくと、単純に紹介される案件の母数が増えます。
医師バイト向けサービスの比較は、こちらの記事にまとめています。
SAS(睡眠時無呼吸症候群)レーザー治療の問診バイト まとめ

本記事では、SASレーザー治療クリニックでの問診バイトについて、実際に入った経験をもとに解説しました。
| 勤務形態 | 単発スポット |
|---|---|
| 拘束時間 | 9時間(うち休憩1時間) |
| 日給 | |
| 担当患者数 | 4〜5人(初診のみ) |
| 1人あたりの所要時間 | 10分弱 |
| 実労働時間 | 合計1時間弱 |
※しーばんが実際に勤務した1件の条件です。案件により条件は異なります。
体力を消耗せずに時間単価を上げたい先生にとって、選択肢に入れる価値のあるバイトだと思います。
とはいえ、こうした好条件の案件は表に出てくる前に埋まってしまいます。
日給や勤務地の希望をあらかじめ登録しておけば、条件に合う案件が出たタイミングで声をかけてもらえます。
転職サイトに希望条件だけ登録しておくと、公にできない内部事情も含めた好条件求人をGETできるかもしれませんよ。
以上、しーばんでした。
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